さきに紹介したIndex of Geographical Names of Nepalをながめているうちに、高度が2桁というばかに小さい数字があるのに気付いた。このIndexは川の名前にはその長さ、湖には面積が高度欄に記されているのだが、それではない。すべてFALLSの見出しである。つまり滝である。本書のExplanatory notesには"Heights of passes, mountain peaks, water falls are in metres" と記されているのだが、滝だけは海抜高度でなく落差を示しているらしい。ことのついでに、滝がいくつあるか調べてみた。ネパールには日本の華厳の滝とか那智の滝とかいう呼び名はなく、すべてFALLSで片づけられているので、調べるのはそうむづかしくない。全部で391の滝が記録されている。150mを超えるものは14あり、1番落差の大きいものはLamjun Districtにある滝で229mだった。このIndexは滝についてはかなり内輪な感じがする。実際には数ももっとあってよいし、落差も200m以上が1つとは思われない。とにかく地図に記録されたものはこうだというだけである。この他にROCK FALLがたった5つだけ記録されている。
[日ネ協会会報(137):9(1996)]
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