野草の復刻版が出たので、かねてやりたいと思っていた新植物名の抽出をしてみました。私の作っている植物分類学関係文献総目録のデータにするためです。やり方は端から目を通してそれらしい植物名にマークをつけ、あとでワープロで一定の形式に記録しました。こういうことはすでにやり終えていて、提供してもよいという方もおられるのかもしれませんが、他人のデータを頂戴しようというほど計画的ではないし、データ化のあとどう処理するかの見通しもありませんので、自分でやってみることにしました。マークをつけてしまうと後で本が売物にならないけれど、まあ仕方がありません。元のままでは扱いにくくてとりかかる気になれませんでしたが、復刻版のおかげで見易いし乱暴に扱ってもよくなり、有難かったです。
全部で376の新名(と思われるもの)を拾うことができました。別に述べる理由により、拾い落としがたくさんあるはずなので、お気付きの方は追加をしてください。データは次の7項目に分けて記録してあります。
- 植物名(新名)。学名の場合は30字、和名の場合は15字で切り捨てる。
- 新名であることの表示。
- 出典の著書、年、誌名、巻号頁、表題。
- Aの出ている頁。
- AとFの関係を示す記号。(記号の左側の植物名をA、右側をFとする)
=:AとFは同等。(学名と和名のような場合)
→または }:FはAに基づく組合せ名。
←または {:AはFに基づく組合せ名。
<:AはFに同じ。(AはFのシノニムである。)
>:FはAに同じ。(FはAのシノニムである。)- Aに対応する植物名(新名のこともある)。学名の場合は30字、和名の場合は15字で切り捨てる。Aと出現頁が異なれば括弧内に頁を記す。原文に記事がなければ、Aの属の学名を記す。何もないより参照するとき便利だから。
- Fが新名ならその表示。
記録は A、B、C、D、E、F、Gと並べたもののほか、この順序を入れ換えたF’ G’ C’ D’ E’ A’ B’ を作りました。この際Eに矢印や不等号があれば、E’ ではその向きを逆にしておきます。こうして出来たレコード群を混ぜて、AおよびF’ についてABC順、五十音順に配列したものをデータベースとしました。ここではその中から新和名のみを拾い出したものをリストにしてお目にかけます。
第1行の先頭が新和名、右側がそれに対応する学名(属名のみ)あるいは和名です。
第2行の先頭は発表年(西暦の千の位を切り捨てたもの)、あとは誌名、巻(号):頁です。
文献目録のデータと合わせる便宜のために、常識的でない表記法がありますが、この仕様をおすすめするものではありません。
これらのデータはOASYS100で3文書になりました。こうなるとソーティングがやりにくいので、FNIPS-DUETというワープロ/パソコン変換ソフトを用いてPANAFA-COM9450Ⅱに移植し、OA用ソフトEPO-ACEで細工をしたものです。
編集部注:原文の一覧表は省略し、右記上記に冒頭のみ図示します。
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